豊かな自然の中でのびのびと
早月農園は旧早月小学校の廃校を利用しており、豊かな自然環境の中で農業を行う障がい者福祉施設です。野菜、山菜、梅の他に有田の名産品である有田みかんを始めとする柑橘類、生山椒などを栽培しています。そして農業に関する色々な作業の過程を通じ、利用者の社会参加の場となっています。
地域へのアプローチ
早月地域は過疎化が進んでおり、高齢化や農家の後継者不足などの問題を抱えています。
月に1回地域の方々との交流を目的とした喫茶「はやつき」を早月農園で開催し、手作りおやつとコーヒーを無料で提供しています。さらに早月農園産の農産物や加工品などの販売もしており、地域の方々のサロンとしての場だけでなく、障がいを持つ方々の理解と支援を広げる場になっています。
また2カ月に1回、高齢者家庭昼食弁当無料配食サービスを行い、地域を元気づける取り組みも行っています。
社会参加の場
農園生活の中で各自得意な作業を見つけ、それが自信につながり、さらに一般就労に意欲を持ち始めた人もいます。現在では障がいをもった方々が作業の中心となることができており、高工賃の達成に向けて日々頑張っています。
地域の方々からは、当事業所の利用者がのびのびと社会参加していると感じていただいており、農業に打ち込む真摯な取り組みを応援してくださっています。