活動
障がい者の職域拡大のため、農業に特化し、直売所とスーパーマーケットも併せて運営しています。それらの店舗を通じて、高齢化が進む地域生活を支えるだけでなく、地元農家の出荷先として農業と地域の活性化に取り組んでいます。
農業
跡継ぎのいない梨園を引き継ぎ、梨の産地継承と育成に取り組んでいます。また、新しい産地の開拓として、県推奨品種を含む「ブドウ」の栽培もおこなっています。梨・ブドウともに多品種(梨:14品種、ブドウ:24品種)を取扱い他との差別化を図っています。
昨今、耕作放棄地が増えている中、それらを再生し農地の拡大と集約化にも取り組んでいます。
観光
観光ぶどう園「あわらベルジェ」を運営し、ブドウの摘み取り体験と店頭販売をおこなっています。24品種のブドウを栽培しており、1~2週間ごとに顔ぶれを変える様々なブドウを楽しめます。あわら市観光協会と連携しながら、近隣の旅館から回収したカニからを有機肥料として与える循環農業や、「かにからツアー」などの連携イベントで「あわら完熟フルーツピクニック」に参加しています。
今後
梨の産地継承やブドウの産地化、農業の観光課と海外への輸出を含めた地産外商に取り組んでいきたいです。また、醸造用ブドウの栽培からあわら産ワインの醸造、観光ぶどう園を中心とした観光農業公苑の整備など、農業の地域振興と障がい者就農を一層推進していきたいと思います。